HSQLDB

HSQLDBはピュアJavaのデータベースで、サイズも小さく、簡単に利用できるデータベース。
簡単なシステムのプレゼン等で使用するとよいかも。

(1) インストール
 http://hsqldb.sourceforge.net/ からダウンロード&解凍

(2) サーバの起動と終了

 HSQLDB は、次の4つのスタイルで動作する

サーバモード通常のデータベースと同じように、データベースサーバを立ち上げ、 クライアントからアクセスする
WebサーバーモードHTTP経由でサーバにアクセスする
In-Memoryモードデータを一切保存せず、メモリ上だけで動作する
スタンドアロンモードサーバとクライアントが一体となって動作する

 ここでは、In-Memoryモードで起動して見る。

 【起動】
  解凍してできたdemoフォルダの runServer.bat をダブルクリックするだけ。

 【終了】
  終了用のスクリプトは用意されていないので、下記のようなBATファイルを作成し、実行する

java -cp ..\lib\hsqldb.jar org.hsqldb.util.ShutdownServer

(3) データの操作

 実際のデータ操作は 同じ demoフォルダにある runManager.bat をダブルクリックして立ち上がる画面で
 下図のように入力し、[OK] をクリックする。
hsqldb01.jpg

 データの操作は、テキストエリアにSQLを入力して [Execute] をクリック。
hsqldb02.jpg

【備考】
  データベースを指定する場合は、runServer.bat を下記のように変更する等する。

cd ..\data
@java -classpath ../lib/hsqldb.jar org.hsqldb.Server -database sampledb

  ※指定のない時は、 test というデータベースを指定した事になる?

  サーバ起動時に dataフォルダに server.properties というファイルを作成しておけば、
  接続するデータベース等を指定する事もできる。
  [server.propertiesの例]

server.database=demo
server.port=9001

  In-Memoryで動かした時、データベースへの操作は dataフォルダの
  データベース名.script というファイルに記録される。
  ※逆に言えば、このファイルにSQLを記述しておけば、そのデータ状態でデータベースを起動できる。


添付ファイル: filehsqldb01.jpg 727件 [詳細] filehsqldb02.jpg 726件 [詳細]

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Last-modified: 2009-06-11 (木) 00:48:31 (5424d)