CVS(Concurrent Version System) - バージョン管理システム

CVSを利用すると、システム管理で使用する設定ファイルやWebコンテンツ(プログラム)そのもののバージョンを管理できる。
また、ネットワーク経由でCVSサーバにアクセスする事ができ、複数人が同時に同じファイルを編集することができる。
さらに、編集した内容が競合していなければ両方の変更を自動的に統合できる。
(実際にEclipseから利用してみたが、やっぱ競合があった場合は「自動的」には統合はできなかった。
 同期を取ると競合があれば教えてくれるが、競合の解消自体は自分で解消しないとダメだった。
 勝手にやられても困るので、それはそれでOK。)

# インストール済みのバージョンを確認
rpm -qa | grep cvs

# アップデート可能なパッケージがあるか確認
yum list cvs

# アップデート可能な場合はアップデート
yum update パッケージ名

# CVS用のグループを作成
groupadd -r cvsusers

# CVS管理者ユーザを作成
useradd -G cvsusers cvs
passwd cvs

# CVSを利用するユーザの作成(CVS用のグループに所属させる)
useradd -G cvsusers cvsuser1
passwd cvsuser1

# プロジェクトを格納するリポジトリを作成(作成したリポジトリの所有グループを変更し属性にSGIDを付加。)
mkdir /cvsroot
chgrp cvsusers /cvsroot
chmod g+srwx /cvsroot

# /cvsrootディレクトリをCVSリポジトリとしてセットアップ
cvs -d /cvsroot init

# リポジトリの所有者をCVS管理者ユーザに変更
chown -R cvs /cvsroot

# CVSROOT以下への書き込み権限を管理者ユーザのみにする
chmod g-w /cvsroot/CVSROOT

# コンテンツが格納されているディレクトリに移動
su - cvs
cd source

# コンテンツをリポジトリにインポート
cvs -d /cvsroot import sample_project magata start
※cvs -d [リポジトリの絶対パス] import [プロジェクト名] [ベンダータグ] [リリースタグ]
※コマンドを実行後プロジェクトに関する履歴を記述するために viエディタなどが起動する。

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Last-modified: 2009-06-11 (木) 00:48:29 (5655d)