チャンプア・ゲッソンリット - 黄金の左ミドル †
【基本情報】
1966.10.13
本名 : ソムチャイ・ローブクゥエーン
あだ名 : 黄金の左ミドル
出身 : タイ王国
所属 : ゲッソンリット
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【プロフィール】
K−1初期にK−3の体ながらK−1に挑戦し、数々の名勝負を繰り広げたムエタイ選手。
サウスポー構えから繰り出される左の蹴りは、黄金の左ミドルと呼ばれるほど強力。
タイ国内に、同じ階級で相手がいない為、外国人選手との試合が多かった。
【スタイル】
攻撃の殆どが左ミドルキック。しかしこの左ミドルがとてつもなく強烈で、
対戦相手の腕や、足の骨を何度も叩き折った。
アメリカで当時全米ミドル級チャンプだったリック・ルーファスの足を蹴り折った話は、有名。
後に闘った士道館の村上竜司も「黄金の左ミドルの異名の意味がわかった」とコメントしたそうだ。
左の蹴りの跡に、そのまま左のパンチを打つコンビネーションもよく見せていた。
正道会館では、チャンプアコンビネーションと呼ばれていたらしい。
アンディ・フグのセコンドからも「チャンプア!チャンプア!」とよく指示が出されていた。
蹴りの威力もさる事ながら、彼の魅力は常に前へ出る姿勢。
K−2グランプリ決勝では、ホーストにKOされながらも彼の闘う姿に感動を覚えた観客の拍手の嵐を受けながら退場した。
チャンプアの試合では、常に「チャンプアー」と観客の声が響く。みんなチャンプアが大好きだった。
【戦績】
日本ではK−2グランプリで、帝王ロブ・カーマンを破りながら、決勝では10kg近く体重差のあるホーストと対戦しKO負け。
また、第1回のK−1にも出場し、ブランコ・シカティックにKO負け。(デカさが違いすぎるって!)
翌年には、マンソン・ギブソンの代役で出てきたマイケル・トンプソンの後ろ回し蹴りで小腸断裂しKO負け。
他に正道会館の金泰泳や後川聡之、角田信朗とも試合をし勝利している。(金ちゃんには負けてもいるけど。)
他に空手ルールでアンディ・フグとも試合をしている。(空手ルールだし、体重も違うからやっぱ負けたけど。)
日本ではほとんど大きな相手との試合なので、日本での戦績はあまりよくないが、ミドルそこそこの体でK-1で闘う事自体がハッキリ言って化け物だ。