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JANコード(8桁JAN)

JANコードには8桁JANと13桁JANの2種類が存在するが、いずれも4種類の太さのバーとスペースで構成される。
1キャラクタは7モジュール(2本のバーと2本のスペース)で構成する。
チェックキャラクタが必要な為、実際には7桁または12桁の数値が表現できる事になる。
※CODE39のようなキャラクタ間ギャップは不要である。

1.全体構成

 ・左からレフトマージン(7モジュール以上)、レフトガイドバー(3モジュール)、4桁のデータキャラクタ、センターバー(5モジュール)、
  3桁のデータキャラクタ、1桁のモジュラーチェックキャラクタ、ライトガイドバー(3モジュール)、ライトマージン(7モジュール以上) で表す。

 ・ガイドバーは左右ともに「101」(黒白黒)、センターバーは「01010」(白黒白黒白)で表現する。

 ・1キャラクタ(0〜9)は 7モジュールで表現され、2本のバーと2本のスペースで表示する。

 ・キャラクタの構成パターンは左側と右側で異なる。

formatJan8-1.jpg

formatJan8-2.jpg

2.コード表

【左側キャラクタの構成パターン】

パターンイメージ
00001101
10011001
20010011
30111101
40100011
50110001
60101111
70111011
80110111
90001011

【右側(及びチェック)キャラクタの構成パターン】

パターンイメージ
01110010
11101100
21101100
31000010
41011100
51001110
61010000
71000100
81001000
91110100

【その他】

パターンイメージ
ガイドバー101
センターバー01010

3.チェックキャラクタの算出方法

 ・モジュラス10/ウエイト3を使用して算出する。

  例)4912345 の場合

   (1) 右側から奇数桁の各数字を合計して3倍する。

     (5+3+1+4)×3 => 39

   (2) 右側から偶数桁の各数字を合計する。

     (4+2+9) => 15

   (3) 上記(1)と(2)の結果を合計する。

     39 + 15 => 54

   (4) 10 から 上記(3)の結果の一番右側の値(一の位) を引く。

     10 - 4 => 6

   上記の(4)の結果 6 がチェックキャラクタとなる。

4.作成例

 上記の仕様に沿って 4912345 というデータをバーコード化すると以下のようになる。

 (1) チェックキャラクタを算出し、一番右側に付加する。

   (5+3+1+4)×3 + (4+2+9) => 54
   10 - 4 => 6

   ⇒ 49123456

 (2) コード表に沿って各キャラクタを構成する。

exampleJan8-1.jpg

exampleJan8-2.jpg


添付ファイル: fileformatJan8-2.jpg 221件 [詳細] fileformatJan8-1.jpg 242件 [詳細] fileexampleJan8-2.jpg 212件 [詳細] fileexampleJan8-1.jpg 238件 [詳細]

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Last-modified: 2009-08-25 (火) 22:01:43 (5357d)