* [[Oracle>Oracleメモ]]インポート・エクスポート [#z4695b49]

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◆準備
  catexp.sql またはcatalog.sqlの実行(以下の処理が行われる)
  ・必要なエクスポート・ビューの作成
  ・ EXP_FULL_DATABASE ロールへのすべての必要な権限の割当て
  ・DBA ロールへのEXP_FULL_DATABASE の割当て
  ・インストールされているcatexp.sql のバージョンの記録
 
◆エクスポート(expを使用)

  ・基本構文
 exp username/password PARAMETER=value
  または
 exp username/password PARAMETER=(value1,value2,...,valuen)
 
 ※Oracle Net でのエクスポートおよびインポート username/password@接続修飾文字列
 
  ・対話形式
 exp username/password
 
  ・対話形式(パラメータファイルの使用)
 exp PARFILE=filename
 exp username/password PARFILE=filename
 exp username/password PARFILE=filename INDEXES=n  ※一部のパラメータを上書きする場合
 
#html(<div style="padding-left:10px;">)
  [主なエクスポート・パラメータ]
|パラメータ|説明|初期値|h
|BUFFER|行のフェッチに使用されるバッファのサイズをバイト単位で指定&br;0(ゼロ)を指定すると、1 回に1 行のみフェッチ||
|COMPRESS|表データの初期エクステントの管理方法&br;デフォルトのCOMPRESS=y を指定すると、インポート時に表データを1つの&br;初期エクステントに整理統合するためのフラグが付きます。&br;エクステント・サイズが大きい場合(たとえば、PCTINCREASE が指定されている場合)、&br;データの格納に必要以上の領域が割り当てられます。|y|
|CONSTRAINTS|表制約をエクスポートするかどうかを指定します。|y|
|DIRECT|ダイレクト・パス・エクスポートと従来型パス・エクスポートの&br;どちらを使用するかを指定します。&br;DIRECT=y を指定すると、エクスポート・ユーティリティが、&br;(バッファを調べ)SQL コマンド処理レイヤーをバイパスしてデータを直接読み込み、&br;データを抽出します。この方法は、従来型パス・エクスポートに比べて非常に高速です。|n|
|FILE|エクスポート・ファイル名を指定します。|expdat.dmp|
|FULL|エクスポートが、全データベース・モードのエクスポートであること&br;(データベース全体のエクスポート)を示します。|n|
|GRANTS|オブジェクト権限をエクスポートするかどうかを指定します。|y|
|INDEXES|索引をエクスポートするかどうかを指定します。|y|
|LOG|情報メッセージおよびエラー・メッセージを受け取るファイル名を指定します。|なし|
|OWNER|ユーザー・モード・エクスポートでエクスポートすることを示します。&br;エクスポートの対象となるオブジェクトを所有するユーザー名のリストを表示します。|なし|
|PARFILE|エクスポート・パラメータのリストが格納されているファイルのファイル名を指定します。|なし|
|QUERY|表モード・エクスポートを実行するとき、&br;一連の表から行のサブセットを選択できるようにします。&br; 例)&br; exp scott/tiger TABLES=emp QUERY=\"WHERE job=\'SALESMAN\' and sal\<1600\"|なし|
|ROWS|表のデータ行をエクスポートするかどうかを指定します。|y|
|STATISTICS|エクスポートされたデータのインポート時に生成される&br;オプティマイザ統計のタイプを指定します。|ESTIMATE|
|TABLES|。エクスポートの対象となる表名、パーティション名およびサブパーティション名を指定します。|なし|
|TABLESPACES|表領域のすべての表がエクスポートされるように指定します。|なし|
|USERID|エクスポートを実行するユーザーのusername/password(およびオプションの接続文字列)を指定します。&br;パスワードを指定しないと、入力するように要求されます。&br; 例)&br; username/password AS SYSDBA&br; または&br; username/password@instance AS SYSDBA|なし|
#html(</div>)
 
  ・パラメータファイル内での値の指定方法
 PARAMETER=value
 PARAMETER=(value)
 PARAMETER=(value1, value2, ...)
 
 例)
 # コメント
 FULL=y
 FILE=filename
 GRANTS=y
 INDEXES=y
 CONSISTENT=y
 
◆インポート(impを使用)
 
  ・インポート順序
   1. 型定義
   2. 表定義
   3. 表データ
   4. 表索引
   5. 整合性制約、ビュー、プロシージャおよびトリガー
   6. ビットマップ索引、ファンクション索引およびドメイン索引
 
  ・基本構文
 imp username/password PARAMETER=value
  または
 imp username/password PARAMETER=(value1,value2,...,valuen)
 
  ・対話形式
 imp username/password
 
  ・対話形式(パラメータファイルの使用)
 imp PARFILE=filename
 imp username/password PARFILE=filename
 imp username/password PARFILE=filename INDEXES=n  ※一部のパラメータを上書きする場合
 
#html(<div style="padding-left:10px;">)
  [主なインポート・パラメータ]
|パラメータ|説明|初期値|h
|BUFFER|取り出したデータ行を格納するバッファのバイト数です。||
|COMPILE|パッケージ、プロシージャおよびファンクションを作成時に&br;インポート・ユーティリティでコンパイルするかどうかを指定します。|y|
|CONSTRAINTS|表の制約をインポートするかどうかを指定します。|y|
|FILE|インポートするエクスポート・ファイル名を指定します。|expdat.dmp|
|FULL|エクスポート・ファイル全体をインポートするかどうかを指定します。|n|
|GRANTS|オブジェクト権限をインポートするかどうかを指定します。|y|
|IGNORE|オブジェクトの作成時に作成エラーが発生しても、このエラーは無視され処理を継続します。|n|
|INDEXES|索引をインポートするかどうかを指定します。|y|
|LOG|情報メッセージおよびエラー・メッセージを受け取るファイルを指定します。|なし|
|PARFILE|インポート・パラメータのリストを格納するファイルのファイル名を指定します。|なし|
|ROWS|表のデータ行をインポートするかどうかを指定します。|y|
|SHOW|yを指定すると、エクスポート・ファイルの内容が画面に表示されますが、&br;インポートは実行されません。エクスポート・ファイルに含まれるSQL 文は、&br;インポート・ユーティリティがその文を実行する順序で表示されます。&br;SHOW パラメータを指定できるのは、FULL=y、FROMUSER、TOUSER または&br;TABLES パラメータを指定した場合のみです。|n|
|STATISTICS|インポート時にデータベース・オプティマイザ統計がどう処理されるかを指定します。&br; ・ALWAYS&br;  データベース・オプティマイザ統計に問題があるかどうかにかかわらず、&br;  常にインポートします。&br; ・NONE&br;  データベース・オプティマイザ統計をインポートまたは再計算しません。&br; ・SAFE&br;  データベース・オプティマイザ統計に問題がない場合のみにインポートします。&br;  問題がある場合は、オプティマイザ統計を再計算します。&br; ・RECALCULATE&br;  データベース・オプティマイザ統計をインポートしません。かわりに、&br;  インポート時に再計算します。|ALWAYS|
|TABLES|インポートの対象となる表名、パーティション名およびサブパーティション名をリストとして指定します。|なし|
|TOUSER|オブジェクトがもともと入っていたスキーマと異なるスキーマにインポートする場合に指定します。|なし|
|USERID|インポートを実行するユーザーのusername/password(およびオプションの接続文字列)を指定します。|なし|
#html(</div>)


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