2010/04/30, 11:08 - IT
読んでいた本に、「みかん」を仕入れ値で売っているのに儲けている店主の話が書かれていた。
仕入れ値で売っているのに、なぜ利益があるのか? 答えは、みかんを入れる「木箱」にあるそうです。 というのも、箱はバラして売れば200円になるので、 商品自体で利益がなくてもみかんが売れれば売れるほど、 木箱も得られるので、それが利益になっている。と。 しかも、この店主。 TVのアナウンサーに質問されコレを答えちゃってます。 もちろん電波に乗っちゃうので、皆に知られる事になったのだけど、その事についても 「そんなモンは、いずれ誰かが気付いて真似をする。」 「その時は、また次の儲ける方法を考えたらええ。それが商売の面白いところや!」 と答えたそうだ。 おっちゃん!カッコ良すぎ! で、ちょっと形は違うけど、 実は、僕もこの木箱を得る為にある事をしています。 それは「仕事を選ぶ」という事。 僕のようなフリーランスのエンジニアは、プロジェクトが変わる度にいろいろな現場でお仕事をします。 案件毎に単価も違い、もちろん単価の高い案件に着けば得られる対価も多くなり。幸せ。。になります。 でも、僕は今のところは基本的に 単価で案件を選びませんそれは、現場で働く事で得られるものは金銭だけではないと考えているから。 プロジェクトでは、独自の進め方やノウハウ、技術、人との繋がり、等いろいろなものが得られます。 言うなれば、先に書いた木箱ですね。 僕は、この木箱は間違いなく自分の資産になると思っています。 しかも、売ったり使ったりしても無くなるようなモノでもありませんし。 なのでプロジェクト参画時に特に注目するのは、 プロジェクトで使用している技術、人、環境などがそれにあたるのですが、 それが僕にとっての木箱なのかもしれません。 ま、いま頑張って木箱を集めているのも、 今の自分は売れる木箱を持っていない。と思ってるからなんですが (^^; いつか木箱が金の箱になればいいなぁ。(ダンボールだったりして・・) | このエントリーのURL
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