2012/08/02, 20:52 - IT
プロジェクト管理系の良書に出会えたので、少しだけご紹介。 SE、PG からプロジェクト管理者やリーダーにもオススメ。というより、管理者やリーダーにこそ読んで頂きたい1冊です。 筆者のデマルコ氏は、「ピープルウェア」なども執筆されている有名な方ですが、さすがに現場を知っておられるようで、現場のエンジニアからみても「そ、それや!」と思える本でした。 今までにもプロジェクト管理系の本はいくつか読んだ事があるのですが、進捗表の書き方だったり、PMBOKの知識体系の紹介が書かれているばかりで、現場が一番困っている事、触れて欲しい事が書かれていないモノが多かったのですが、この本を読んでとてもスッキリしました。 物語形式で書かれていますので、読みやすく、単純に読み物としても楽しめます。 PMBOKやCMMIなどに従ったプロセス改善が不要とは言いませんが、この本には、もっと大切な「人」についても鋭く書かれています。 いまEXCELで進捗表などの数値と必死でにらめっこしている管理者、リーダーの方はいったんファイルを閉じて、気分転換がてらにでも、一度この本を読んでみてください。 ※プロジェクト終盤に進捗表を見ながら要因追加を思案している管理者の方には、先に「人月の神話」を読み返す事をオススメしますが。 で、話は変わるのですが、ここ2年程は目がまわるくらい忙しかったのですが、ようやく今月から自宅で個人請けの仕事に専念する事ができそうです。 といっても、2年の間に仕事が積もりに積もっているので、それほど悠長に構えてはいられないのですが。。 ま、でもメリハリをつけて仕事をする事はできそうです。 | このエントリーのURL
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